『 念ずれば 花ひらく 』でご紹介した紫山老師の銅像です。
御存知無い方のためにご紹介致します。
足利紫山老師(1860~1961)独園承珠の法嗣。
愛知県一宮市のお生まれ。8歳にして興津清見寺で出家。
紫山老師は自己に対しては堅固厳正、物欲に枯淡であったがその禅風は和光同塵底で、大慈悲はどこまでも温かく、慈悲行の実践として大分に育児院、奥山に老人ホームを開設されました。徳富蘇峰は「われらの目から見れば、老師は生き仏である」と評しております。
長寿の秘訣をお尋ねになりますと。
「なあに、造作の無いことじゃよ。日湯だらりといって毎日入浴して股間のものをダラリと伸ばす。毎朝起きがけに乾布摩擦をする。それから歳相応に充分運動をして、夜よく眠ることじゃ。」
日々是好日。
自然に逆らわずに、慈悲と感謝の日暮らしをすれば良く長寿を保つことが出来るそうです。