「暑さ寒さも彼岸まで」なんて言いますが、一向に寒くならず蒸し暑い日が続く今日この頃です。
9月8日頃から10月8日頃までは「仲秋」と呼ばれる過ごしやすい季節のはずなのに、どうしたことでしょう。
この季節の季語に「蛇穴に入る」という言葉があるそうです。
というのも、蛇は春の彼岸に出て、秋の彼岸に穴に入るからだとか。
今年は全く蛇を見かけない年でした。3年前の巳年は奥山も含め、合計10匹は蛇を見た年でしたが、やはり、干支の名前とも少なからず関係性があるのかもしれませんね。目には見えなくともそういう不思議な力(縁)があるのかもしれません。
春に穴を出たばかりの蛇は、夏に衣を脱いで、秋にまた穴に入り冬眠をします。
この暑さの原因は、蛇がなかなか穴に入らないからかもしれませんね。実際、秋の彼岸を過ぎてもなかなか穴に入らない蛇のことを「穴惑い」と呼び、これもこの「仲秋」の季語だそうです。
秋服にしようか、まだ夏服でいこうか、皆さんも「穴惑い」の蛇のように迷っていらっしゃるのではないでしょうか。
方広寺派のお寺では、更衣の時期が原則決まっていまして、10月15日に夏衣から冬衣に替わります。
原則、その日に更衣ですが、本日、とある事情で4時間ほど冬衣を着用することになりまして・・・。
たまらなく暑かったです(;´Д`)
まだまだ、夏服で大丈夫そうですね。