桃栗三年、柿八年。

柿どろぼう

「桃栗三年、柿八年」有名なことわざですね。

意味:芽が出て実がなるまでに、桃と栗は三年、柿は八年かかるということ。また、何事も成し遂げるまでには相応の年月が必要だというたとえ。

このことわざの後に続く言葉を御存知でしょうか。

「柚子の大馬鹿十八年」「枇杷は九年でなりかねる」等々、いろんな説があるそうです。

 

円覚寺の横田南嶺老師は若かりし頃、教えを請うていた小池心叟老師からこう言われていたそうです。

桃栗3年、柿8年。ゆずは9年で実を結ぶ。梅は酸いとて13年。ミカン・大馬鹿20年。

意味:禅の修行は、大馬鹿になるんだ。バカも小馬鹿ではいけない。20年修行して大馬鹿になれ。

こう言われて、若き日の南嶺師は心叟老師に問いました。

「では、最初から勉強しなければ良いんですか?」

すると、心叟老師は「それはいけない。最初から勉強しないのは、ただのバカなんだ。一生懸命勉強した末に、大馬鹿になるんだ。」とおっしゃったそうです。

南嶺老師は、老師となられた今でも時折この言葉を思い出されるそうです。

小・中・高と学校教育でさまざまな知識を身につけ、利口になろう。利口になろうとする風潮のまさに真逆を行けと。ここに禅宗の本質があります。

勝海舟、西郷隆盛といった偉人から「大馬鹿」と評され一目置かれていたのが山岡鉄舟さんです。

今で言うと誰に当たるんでしょう?

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