少し前に鎌倉円覚寺の研修に参加してきました。
研修の内容は柿の種に記載しますが、人生2度目の円覚寺です。
円覚寺に建長寺と臨済宗の大本山2ヶ寺が徒歩200m(?)圏内のところに立ち並ぶ、鎌倉独特の雰囲気はやはり良いですね。
年間数十万人の参拝者がお見えになるというのもうなずけます。
また拝観所等でお勤めされている方々の拝観客に対する気配りが素晴らしいなぁと感嘆いたしました。
残念ながら境内をゆっくりと散策する時間はありませんでしたので、円覚寺山内で大勢の方から親しまれているネコの「かなちゃん」に会うことはできませんでしたが、機会があればまたお参りさせていただきたい場所でした。
円覚寺法堂のお釈迦様です。
奥山方広寺同様、宝冠を戴いているお姿にビックリしました。
そして、法堂のお釈迦様の右横に1.4m四方の和紙に「佛心」と大書された屏風がありました。
書家の金澤翔子さんが書かれたものです。
円覚寺は金澤翔子さんのお父さんが眠る場所でもあったんですね。
こちらは方丈の前に聳える、円覚寺開山様お手植えと伝えられる「柏槇の木」です。
神社がご神木を大切にしているように、お寺でも古木・大木を大事にしています。
木とは偉大なものですね。
いのちの根っこを育てたい。
そんな気持ちにさせられる、とても大きな柏槇でした。