去る6月22日に奥山で住職研修会がありました。
講師は、禅文化研究所の能仁師。
引導・法語の先生です。
臨済宗では葬儀の際に引導【喝!!】を渡します。
引導の前に漢詩を作って唱えるのですが、漢詩を作る際には細かなルールがあります。
平・仄・韻を踏む等々、それはそれは微に入り細に入りです。
垂示式(修行道場を終えて試験に合格した後の儀式)の際にも苦労して漢詩を作りましたが、その頃の記憶が蘇りました。
改めて勉強してみて、難しいけれど面白いと思えたのは収穫でした。
下の写真は上の写真と同じ場所「願王塔」です。
左手に看板が見えますでしょうか。
方広寺で昔から伝えられている「十景」というのがございます。
このたび拝観の方にも「十景」をわかりやすく伝えようと、看板が立てられました。
「十景」の内のひとつがこの「願王塔」です。
他、九景も山の各所に点在しています。
それらを探していただくのもまた参拝の醍醐味かもしれません(*^_^*)