石碑の文字がご覧いただけますでしょうか。
『明治天皇新居行在所』と彫られています。
この行在所(あんざいしょ)は、明治初年に明治天皇が御遷都御東上の際、新居宿にて明治天皇がご宿泊された建物を方広寺へそのまま移築したもの。昭和八年に名勝史跡に指定されており、現在は方広寺の貴賓室として、宮様や県知事、市長等々が来られた際に使われています。
通常非公開ですが、今年四月から修行僧がいなくなり修行の妨げにならないことから、NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」のロケ地にもなった修行道場(禅堂)が特別公開されています。これに合わせて、明治天皇行在所も日にち・時間指定で特別公開されています。
正面玉座に置かれている明治天皇御真影も初公開となります。今年12月までの公開となります(7月・8月は公開しません)ので、ご興味ある方はお急ぎください。