羅漢さん

羅漢様 (3)

五百羅漢です。

ほんと~にいろんな顔かたちをしていて、この中には自分によく似た顔の人がいると言われているので、探してみてください。なんて良く言いますが、「羅漢さん」がどういう人達なのか、ホントのところあまり知られていないのではないでしょうか。

かくいう私もほとんど知らないに等しかったです。

「最高の境地(悟り)に達した人達」。「修行を続けている人達」。辞書等で調べるとこういう風に出てきますが、いまいちわかりにくいですよね。先日の佐々木先生の課題図書にわかりやすく説明されていたので、抜粋致します。

お釈迦様には千人以上の弟子がいて、皆お釈迦様の教えにしたがって修行を積み、少しずつ自分の心を改善していって、最後にはお釈迦様と同じように悟りを開きます。勿論皆が皆、悟りを開くわけではありませんが、お経には大勢のお弟子さんが悟りを開いたと書かれています。しかし、ここで「悟りを開いた」というのは決して仏(ブッダ)になったという意味ではありません。お釈迦様の時代の仏教では、仏というのは特別にすぐれた人だけを指す名前であって、誰もがなれるものではありませんでした。釈迦の時代ならば釈迦だけが仏です。ほかに仏はいません。では、最終ゴールに到達して悟りを開いたお弟子さん達が何になるのかというと、仏よりもレベルの低い「阿羅漢」と呼ばれる聖者になります。阿羅漢も仏と同じく悟りを開いた人ですから素晴らしい境地です。当時のお弟子さん達・現在のスリランカや東南アジアの仏教国で修行されている方達は、皆この「阿羅漢」を目指して修行されています。

しかし、日本等の大乗仏教の国では「お釈迦様と同じ仏に誰もがなろう」というのが目標ですから、仏よりも一段格下の阿羅漢を軽視します。顔つきが俗っぽく、時にはかなり貧相に表現されることがあるのはそのためです。

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しかし、大乗仏教になってから登場した阿弥陀如来・大日如来・観音菩薩といった仏・菩薩が架空の存在であるのに対し、阿羅漢になった仏弟子達は、おそらく間違いなく実在しました。その意味で私たちは、自分たちの真の先達である仏弟子に、もっと深い尊敬と愛慕の念を持つべきではないでしょうか。

とあり、お釈迦様の十代弟子。なかでもエピソードが豊富な方達をご紹介されていますので、ご興味有る方は佐々木先生の著書をご覧ください。

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